一般国道345号
笹川流れ挟路隧道群

2018年11月25日・2018年12月23日 探索

2018年も終わりに近づいた三連休の最終日。この時期は早いと新潟でも雪が降り、探索に支障が出る頃なのだが、今年は暖冬なのかまだ雪は降らない。それどころか、まだ暖かい日があったりして、なかなか冬にならない日が続いていたりする。それをいい機会に、私は新潟県村上市にいた。冬になる前の、まぁ俗にいう「ネタ集め」である(笑)
無論、何もなしにここを選んだわけではない。ちゃんと理由…と言うか、それなりにあって…(←言い訳)

実はこの笹川流れの付近は夏にも一度来ているのだが、その時は海水浴とキャンプ目的の行楽客が非常に多く、思うような調査が出来なかったのだった。この時に公開したのが「大正浦隧道」と「尺ナギ隧道」なのだが、他の隧道は正直ネタが足らずに、書くに書けなかったのである(←言い訳)
そして11月も終わりになって、休日に地図を見ながら探索地を探していたところ、夏に訪れた際に重大な見落としをしていることに気づいてしまった。
それは、第1がありながら、その後に続くはずの第2、第3がないという不思議な隧道。しかも、私は実際に現地を(おそらくだが)通過している。
これに気づいたときに、「しまった!」と言う思いと共に、私の頭の中のもう一人の声が響いた。

やりなおし!
早く現地にいけ!

このような訳で、私は大急ぎで現地に向かうことになった。現在時刻は11時30分。この時期の日没が16時30分頃だから、現地まで行く時間を考えると探索に使える時間はさほどない。非常に短い時間に限られる。急いで向かわなくては。こうして私は重い撮影機材を抱えて、外海府の狭路隧道群に再び会いに行くことになる。正直、この外海府の狭路隧道群は、多くの先輩諸氏が取り上げていらっしゃるが、私は「今」の状態を、出来るだけ美しい画像と共にお伝えしたいと思う。


2018年7月16日 撮影

さぁ、笹川流れの外海府の隧道に
再び会いに行こう!

第1部
ヒトハネ隧道へ

一般国道345号旧道 大正浦隧道

一般国道345号旧道 尺ナギ隧道