一般国道252号旧道
三坂峠 第2部

2018年9月17日 探索・2019年2月21日 公開

事前調査もほとんどなく、偶然見つけて探索を始めた三坂峠。
この峠がいつ頃旧道になったのかはわからないが、峠を越えて魚沼市堀之内側へ抜けることが可能なのか、それとも廃道になっているのか、確認の意味も兼ねて進んでみよう!

普通車一台が通れる幅の道が峠へ向かって進んでいる。画像ではわかりにくいかもしれないが、ここは結構な登りになっていて、ここから峠の本領発揮と言ったところか。地図上ではこの先に耕作地(田圃)があることになっているから、おそらくそこまでは進めるだろう…と予想しているが、その先は完全に峠道。通れるといいのだけど、皆さんはお気づきだろうか。これだけ道幅が狭いにも関わらず、離合する待避所が一カ所もないことに。前方から車が来たら、どうするんだろう?

先ほどのカーブを抜けたところから、振り返って撮影した。
道の右側に杉の木が見えるが、この辺の杉林は植林されたものではなく、天然の林(と言うのもなんだか変だが)であるようだ。右側に見える杉の木の下枝が刈られておらず、伸び放題になっている。

おー、いいねぇ!

前を見ると、この通り。
一直線に進んでいく道がいい雰囲気の道である。ん?画像の左に見えるは石垣かな?。左右にある、既に草に覆われているところも含めての道幅として考えると、この道は普通車の対面通行が可能なほどの道幅は持っていたようだ。改めて他の画像も見返してみると、山中に入ってからは現在の道幅の外側に草で覆われた空きスペースが見られることから、この道が国道252号だったころは今より若干広かったようだ。
ここで立ち止まってみると、木々の間を吹き抜ける爽やかな風が非常に気持ちよく、探索時は9月とは言え暑い日々が続いていたのだが、自然の風はそれを一瞬でクールダウンしてくれる。耳を澄ますと小鳥たちのさえずりが賑やかに聞こえた。
こういった山の中では、この時期でもアブがいるものだが、今回は不思議といなかったのは助かった。これが村上あたりなら、アブの襲撃を受けているかもしれない。

ここも、道の外側には石垣?…いや、これは石垣ではなさそうだ。もっとも、奥に隠れているかも知れないが、画像を見る限りでは石垣には見えない。道の外側には杉林があるが、下枝が満載なことから、ここも植林ではなさそうだ。

道幅は広いが舗装されている部分は何とも頼りなく、車一台が通れる幅しかない。しかも、だんだん狭くなってきている。もうすぐ峠だろうか、木々の緑の深さが深くなってきた。三坂峠は右側か左側かわからないが、ここから先は木々の緑が濃く、いろんな意味で楽しめそうな道かもしれない。仮にそうだったとしても、今は通り抜けるだけの装備もないし、時間もない。結局、来年(2019年)の雪が無くなってからと言うことになるのだが、新たな目標が増えることになるのは嬉しいことである。

さぁ、さらに道が頼りなくなってきたぞ(笑)
もう軽トラ一台が通るだけの幅しかない、頼りなげな道が続いている。草に覆われてはいるが、元々の道幅は広かったようだ。さらに進んでみよう。

おおっと!(笑)

やったね!予想通りじゃないか!(←喜んでいる(笑))
おそらく、ここが三坂峠だろう。見よ!草木に覆われて、果たして道がどこかわからないじゃないか(←さらに喜んでいる(笑))。この風景を目の当たりにして真っ先に頭に浮かんだのは、県道178号の二子側終点だったのだが、それは内緒だ(笑)
しかしよく見ると、木々の並びはここが峠だったことを示すようにV字に切れ込んでいて、明確に峠道の位置を示している。こんなものを見せられては、これは再訪せねばなるまい。ほとんどの記録に出てこなかった三坂峠が魚沼市側はどうなっているのか、非常に興味がそそられる。しかし、今回は撤収しなければならない。悔しさと歯がゆさが満点なのだが、魚沼市側の入口はどうなっているのか確認しに行ってみよう。場合によっては、次回は魚沼市側からトライすることもありかも。

ということで、ここが魚沼市側の三坂峠の分岐点である。現道の三坂トンネルを抜けて、100mほど進んだあたりだろうか。注意して見ていないと見落としそうな位置にある。この画像では画面奥側が十日町市側になり、三坂峠の魚沼市側坑門が口を開けている。私は十日町市側を向いており、ここから右側に旧道は分岐していた。今でも道形は残っており、旧道の進む通りに山の木々がV字に切れ込んでいる。草に埋もれたわかりにくいガードロープも、御覧の通りここだけ空けてあるので幾分わかりやすいかと思ったりするが、その奥の旧道は思いっきりヤブが深そうな印象だ。もう少し中に入って撮影してみよう。

おおっ!いいじゃないか!

今でも誰か歩いてるのかなぁ…アスファルトは頼りな~く残っているし、人ひとりが通れるだけの道幅もある。こういった道にとって舗装が残っていることは、安心感にも繋がるので嬉しいことでもあるが、この先がどうなっているか、期待が膨らむ(笑)。
これは雪の季節を抜けたら再訪しなくてはいけないだろう。ここまで誘ってくれている道は、そんなにない。しかも、この三坂峠旧道は国土地理院の地図にもしっかり記載がある。ということは道路の供用廃止をしていないので、今でも立派な「道路」ということになるから、再訪時は大手を振って通ることにしよう(笑)

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