一般国道113号
鷹の巣旧道 第1部
「時代の証人」

(新潟県一般県道492号 鷹の巣公園線)

2026年5月5日 探索・2026年6月2日 公開

時代の証人

気持ちいい青空だなぁ…。リハビリには最高の天気だ。普通車がすれ違うのがやっとの道を、のんびりと下っていく。もちろん、いざと言う時のためにクマ鈴はつけているが…最近はクマ鈴の効果もあやしくい青空だなぁ…。リハビリには最高の天気だ。普通車がすれ違うのがやっとの道を、のんびりと下っていく。もちろん、いざと言う時のためにクマ鈴はつけているが…周囲に気を付けなくてはならないでしょう。どうか出会いませんように。

右カーブで一気に下っていく旧道。ここから道程の途中にある、とある橋に向かって走っていく。左側の路肩には現代的な街灯が立っているが、道としての雰囲気は旧道そのもの。ここを新潟ー山形間の物流を支える車が走っていたかと思うと、非常に感慨深い。ただ、この急カーブでは、下りだと荷物を満載したトラックでは手前で相当速度を落とさないと路肩逸脱の危険があって、無事に通り抜けられなかっただろうし、上りだとかなりの急勾配で上るのに大変だっただろうし、この道が物流のネックだったことは間違いないだろう。

左には荒川、右には現道の113号。そして、この間の狭いところを通っている旧道。もちろん旧道が先に通っていたわけだが、今ではなんとも狭苦しいところになっているし、更に山側には一般国道113号鷹ノ巣道路の工事が行われている。この道の周辺の景色が変わるのも、そう遠いことではないだろう。交通が便利になるのはいいことだし、文化も物資も運ぶのが道路の役目でもあるから、大いに賛成なのだが…。それでも、こうした旧道も旧き交通の歴史の生き証人として現在に残していてほしいと思うし、そう願う。

山側の、おそらくは元々の斜面に沿って進んでいる旧道は、そのまま山の中を切り開いて進むという昔ながらの道筋を通っている。この道を歩いて通っている私は、非常にのんびりとした気分で通行することが出来た。それがこの道の表情なのかなぁと思いながら進んでいく。

谷側のガードレールの外側を覗き込んでみると、こんなものが目に留まる。画像の中心付近に丸い跡があったりするが、これはガードレールやガードロープの支柱の跡だ。丸穴が開くので、そこにこうして蓋をして雨水が流れ込むのを防いでいるわけなのだけど、これを見ると昔はガードレールやガードロープの類は、もう少し外側になりだしていたんじゃないかと思っている。考えれば考えるほど想像はつかないが、このガードレールの外側の不自然な平地が実にあやしい。この平地も、以前は道だったとしたら…。

酷い急カーブの連続じゃないか!。これは下りの車は急勾配でブレーキに負担がかかっただろうなぁ。おまけに先は急カーブ、当時の車は現代の車みたいにブレーキ性能が良くなかったから、ドライバーは神経使っただろうな。路肩側を見ると、ガードロープになっている。前の画像に見たガードレールの外側の構造物は、ガードロープの支柱なのかもしれないな。右側の側溝も県道らしくきちんと清掃されていて、現役の道らしさを漂わせているところが非常に良い。いやぁ…いい道だのぅ…。この道の雰囲気、同じ113号の川口橋旧道に似ているなぁって気がする。

左カーブを曲がっていくと、この旧道第一の見せ場が近づいてくる。上を通る陸橋が、現道の国道113号。その下を通る旧道には高さ制限の規制はないし標識もないが、おそらく3.8メートルくらいではないかと思う。当時の標準的な高さ制限だろう。この上の橋と、旧道上に存在する橋が、実は同じ名称だったりするが、その理由は次回に譲ることとして、ここで一息佇んでみると…クマ出そうだなぁ、右側の斜面。…ま、工事現場とかで騒いでるから大丈夫かな。…さ、旧道に存在する理由と現道の橋が、同じ名称と言う理由を調べてみよう。

じゃ、いこうか。

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