角神隧道 その後

2019年12月10日 探索

この日、平日なのですがこの隧道の近くに訪れる機会がありました。
なので、少し足を延ばして訪れることに。
実は、この隧道はこのサイトの初期のころに紹介したことがあり、今でもその記事は残っていたりします。
←角神隧道
今でも元気に、この隧道の特徴的な怪しさを存分に発揮しているだろうかと思い、訪れたところ…

封鎖されてる!

いやぁ、ショックでした。しっかり封鎖されています。この角神隧道は反対側も阿賀町道を通って辿り着くことが出来ますが、私が訪れた際にはその町道の入口も封鎖されていました。もしかすると坑道に落盤か崩壊などが発生して、通行止めになったのかもしれません。
そういえば、この隧道は拝み勾配ではなく片勾配の隧道で、双方の坑口から出口となる坑口の光が鮮明に見えたのですが、今は真っ暗になっていて見えません。この隧道の内部は、コンクリートのブロックを積み上げたような珍しい構造で坑道の巻き立てがされていて、路面はオレンジ色の泥で覆われていたことを覚えており、全体的に湧水が多い印象でしたが、もしかするとそのブロックの巻き立てが何かの理由で崩れ落ち、隧道が圧壊してしまったのかもしれません。

いずれにしても、この状態ではフェンスが外されることはこれから先もなさそうです。
この隧道を通ったレポートはありますので御覧頂けると幸いですが、やはり自分が通行した道が閉鎖されるとショックなものです。

やはり、気になった廃道や隧道などは、早めに訪れないといけない。
そう実感した事柄でした。


角神隧道、ありがとう