白すずめ
2015年9月4日 撮影・2018年11月2日 公開
仕事中に時間調整で一息ついていると、スズメの囀る声が。
その方角を見ると、やはりスズメの集団が遊んでいました。その中に、どうも目立つ子が一羽いるような気がする。
光のせいだろうか…いや、それにしては…。自信は持てなかったが、羽の色がどうもおかしい。
早速、手元にあったカメラでズームして確認してみると…
滅多に見ることが出来ない、白スズメだった!
これはアルビノと呼ばれるもので、遺伝子異常によって突然現れる「白子」と呼ばれる個体。
この子の嘴を見ると黒くなりつつあるので、幸いにも成長して大人になりつつあるようだ。
(スズメの幼いころは嘴の根元が黄色く、幼鳥の場合は更に黄色いヒダのようなものがあり、口が大きく開くようになっている)
彼(?)は仲間のスズメともうまくやっているようで、仲がよさそうに遊んだ後、どこかへ仲間の共に飛び立って行ってしまった。これからあとも私はスズメを観察しているが、白スズメはこれ以降お目にかかることはなく、貴重な一枚である。