3月11日

3月11日

2019年3月11日 公開

 

遅くなりましたが、今日は3月11日です。

今から8年前のこの日の14時46分、マグニチュード9の地震が東北地方を襲いました。
金曜日だったこの日、会社の工場にいて普通に仕事をしていた私は、強烈な足元の揺れに「これは危険だ」と瞬間的に思い、工場の外に出て避難していました。

避難したことと同時に頭に浮かんだのは、家族が無事かどうか。
携帯電話がかろうじて使うことが出来た震災直後、家族にかけた電話が幸いに繋がった私は無事を確認すると、電話に出た家族に、私はすぐに日本赤十字社新潟県支部に向かうことを伝えました。

私は新潟県赤十字安全奉仕団に所属する、赤十字ボランティアでもあります。
新潟県支部に到着すると、すぐに職員の方々と救援物資の出庫を行いました。翌日は他県の支部から到着した救援物資の入庫や、東日本大震災の直後に発生した長野県北部地震の救援のため、赤十字の緊急セットや水などの救援物資をトラックに積んで、支部の職員の方と共に新潟県津南町に向かいました。
職員の方々が行う救護活動に比較すると、私たちボランティアの活動は微々たるものでしたが、それでも「少しでも被災者の方々の助けになるのなら」と、懸命に活動していたことを覚えています。

それから8年。あの日から8年。今年もこの日がやってきます。
私も実際に住んでいたことがあり非常に親しみのある仙台を始め、震災の被災地すべての皆様の復興と、亡くなられた方々のご冥福を心から祈りながら、毎年この日この時刻に黙祷を捧げています。

 

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「私たちは、忘れない」と言う想いを胸に。

 

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