WEBの再構築のお話

2019年6月12日

それは5月7日のこと。10日間にわたる今年のゴールデンウィーク。
私が勤めている会社も10連休となり、期間中はあちこちの旧道に赴いてネタを集めていた私も、休みが終わりを迎えて日常に戻ったその日に、事件は起きました。

会社のWEBを置いてあるサーバ会社から、一通のメールが。
簡単に言うと「おたくのWEBが変なことをしてるから、止めましたよ」と言う内容。
おいおい、マジか。もしかして乗っ取られたか?。顔が青くなったワタシ。

考えてみれば、ウチの会社のWEBは様々な部分(PHPやMySQL)が古いバージョンで動いていて、もともとセキュリティに不安があったんです。そこで大規模更新に着手する前に、サーバーからWEBデータのバックアップを取っておこうとした矢先のことでした。

それから始まった、会社のWEBの復旧作業。一度は復旧しましたが完全ではなかったために、再度止められることに。結局、もとのページを完全に復旧させることはできず、一から作り直すことになってしまった訳ですが、問題は文章を書ける人間がいないということ。実は以前のWEBも文章を書いていたのは私だったのでした。

自分が管理しているWEBだけでも更新するのに一生懸命なのに、私はプロじゃないしライターでもないんだから、これ以上WEBの編集は出来ん!…と言いたかったのですが、そこが言えないのが悲しき会社員。…かくして私はWEB設計を受け持つことになってしまいました。おかげで私は今、会社のWEBの更新と、自身のWEBの更新で指が腱鞘炎になりそうです。

ところで、その関係かどうかは不明ですが、このWEBにもブロックされたアタックがあったようです。ただ、このWEBの場合はHTTPSであること、PHPもMySQLも最新の状態になっていたこと、Akismetと呼ばれる個人用のWEB保護プラグインが守ってくれていたことから、被害は全くありませんでした。しかし、いつどうなるかわからないもの。バックアップとセキュリティはしっかり取るようにしています。

…なにより、同じ記事を書けと言われても、もう書けませんしね(^^;

バックアップは大事です、と言うことを実感した事件でした。
…さっさと書いて、会社のWEBを稼働させようっと。

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