新潟県一般県道427号
五十子平真田線
第6部「県行造林と県道」
2025年7月19日 探索 2025年10月29日 公開
県行造林と県道

ふとんかごに別れを告げて、山沿いの道を進んでいく。のんびりしたいい道なんだけど、ふと左側を見てみると、これから進むであろう道が見えていた。…なんとまぁ、律儀に山肌に沿って進んでいる県道。こんなところだと、今の道路の造り方では、大きな橋を架けてショートカットだろう。悪いとは言わないけど…ねぇ?。味気ないじゃん。でも、そこに架けられる橋もいろんな形式があって、それはそれで楽しいものがあったりする。
ところで、ちょうど真ん中あたりに見える白い山肌は、たぶん何らかの要因で崩れてしまったところだろう。この辺は地すべり地帯、何かで滑ってしまったのかもしれない。現在進行形ではないようだが、注意して進もう。

いいねぇ!。この左側の山肌なんてたまんない!。地肌むき出しっ!。しかも、この右側に見える急勾配のヘアピンカーブなんてどうだ。実に素敵じゃないか。辿っている先にこんなところがあるから、やっぱり探索はやめられない。ここなんか、思わずしばらく佇んでしまって、なかなか離れたくなかった場所の一つだ。この画像は、おそらく車を停めて振り返って撮影したものかなと思う。この雰囲気はこういう道じゃないと味わえない。ただ、探索した今年は(2025年夏)は非常にクマが多い年で、探索するのも命がけになってきそうだ。ここも、秋になるとその辺からクマが出てきたりするかもしれない。

空が高く、頂上が近いことを教えてくれる風景。道は山の等高線に沿って進み、それがもうすぐ空が一番明るい場所につながろうとしている。路面の右側に見える側溝は、今でもちゃんと清掃されているのかどうかはわからないが、一見するときちんと整備されていそうで、側溝として非常に役にたちそうだ。先には白い岩肌が見える斜面がある。あれは石灰石だろうか(←違う)。左側の路肩を見ると、やけに長いデリニエータの支柱が気になるが…それだけ積雪が多いか、通行する車に路肩を知らせているのかも。

やぁ、変わらず素敵な道筋だなぁ…。左側の白い法面が、いいアクセントになっている。それに対して右側は、深い斜面になっていそうで、それこそ「落ちたら死ぬ!」の範疇じゃないかと思ってしまう。しかも、ここはなかなか道幅が狭い上に、すれ違うには離合場所がほとんどない。しかもガードレールも何もない。と言うことは、もし前から来たら(落ちないように気を付けながら)バックするしかない。こんな場所を延々とバックしたくはないなぁ。

道幅の対比を行うために、車を含めて撮影してみた。撮影した車は車幅1695ミリなので、道幅はおよそ3メートルと言ったところか。このくらいなら4トンの貨物車は普通に通れそうだ。…と言うことは、これ以上にもっと狭いところがあると言うことなんだろうか。それはそれで非常に楽しみなのだが、左直角、右直角だけはやめてほしい。あれは通るのに大変だっ!。

ほとんど稜線…とは言わないが、なかなか近いところを走っていく県道。なんだか林道のような雰囲気も持っていたりする。この県道の前身はもしかして林道なのか?。すると…この周りの森は県行造林なのか。でも、その割には木々は自然を保っていて、植林したような気配がないけど…
県行造林は、50年前~60年前くらい前まで、広く造林を普及するための模範林の造成や、治山治水、自然環境の保全など森林の持つ公益的機能の発揮及び地域の振興を図るため、市町村や個人、集落などの土地所有者の方々と造林契約(分収造林契約)を結んで、県が植栽を行い造成した人工林のこと。早い話が県が事業主体になって民有林の山に植林(主に杉)すると言うことで、その作業道として造られた道が林道から県道となって、現在に至っていると考えることが出来る。だが、この景色を見ると植林したような印象がないので、ここでは治山治水の観点から、前回に登場してきた「土砂流出防備保安林」が関係しているのかもしれない。
となると…前回登場してきた「土砂流出防備保安林」が要因か?。
山の中で一人考え込む男は、ここではひとまず放っておいて、更に話は進みます!。
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