新潟県一般県道207号
大栗田村上線
第7部「おしろいばな」
2025年8月31日 探索 2026年1月12日 公開
おしろいばな

湿気の多い山中を走る県道。路面は苔むしてツルツルと滑りそう…。こんなところは車でも滑るので注意が必要だ。右の山側の斜面は石垣だろうか。草に覆われてよくわからないが…。左側の杉の林はきっちりと管理されているようで、下枝を刈り払われた立派な杉が生えている。今日はあいにくの曇り空だが、晴れた日だと木漏れ日が心地よさそうだ。
ところで…ここではないが、こんな風に路面に苔が生えている道の探索を行っていて、苔を踏み抜いて思いっきり盛大に転んだことがある。見事なまでにしりもちをついて尻を強打してしまったが…いやー、あの時は痛かった。その時には幸いにも尾てい骨は骨折しなかったが、トレッキングシューズ履いていても注意が必要だ。

前回の終わりで「を」か「お」か、それが問題だ、と書いた。「おしろいばな」とあるが、おしろいとは、この花の種子の中の白い粉(胚乳)が、おしろい(白粉)みたいに白い粉だから、というところから来ているようだ。だが、実際にこの粉が化粧に使われることはほとんどなかった、とされている。
この花のことはともかく、この看板を見たときに「おや?」と思った。「を」なのか「お」なのか?。帰ってから調べてみたが…みんな「おしろいばな」なんだよね。なんでここだけ「を」なんだろうか?。結局、理由は地域差ということしかわからなかったが…。

「おしろいばな」を過ぎて更に進んでいくと現れたのは…うわー…吹付けコンクリートでガッチガチに固められた法面だ。その反対側には、門前川の清らかな流れが。ここまでくると川幅もかなり狭くなってきて、非常に美しい流れを見せてくれる。画像には少し映りこんでいるが、門前川には靄(もや)が立ち込めていて、実に幻想的な風景を見ることが出来た。その風景はここを通らないと絶対に見れないもの。当たり前のことだけど、その時にしか見れない瞬間を見届けて、しっかりと残したいもんだ。

これ、なんだったかなぁ…。左側の路肩に立つ、黒い丸いもの。カーブミラーではないし…錆びついた標識だったかなぁ。沢を渡る小さい橋が見えて、その先には左カーブがあって、その前には警戒標識が見える。「右(又は左)つづら折りあり」か「左方屈曲あり」だろう。すると、この丸くて黒いものは「警笛鳴らせ」か「警笛区間」だろうか。それにしてもいい感じの道だ。こんな感じの道だと、のーんびりと散歩でもしたくなってしまうし、これが砂利道だと一昔前の国道のような雰囲気だ。三輪のミゼットでも走っていたら、非常にいい感じの風景になるだろうなぁ。

ふと右の山側を見ると、こんな斜面が。…さては滑ったな?。砂防堰堤が左側に見える。この砂防堰堤から流れた水が道を渡っているのが、さっきの小さい無名の橋だろう。しかし…かなり滑ってるねぇ。このままの斜面の土砂が全部滑ってきたとしたら、かなり大量の土砂が道に降り注いだことだろう。それを路面から退けるだけでも大変だっただろうなぁ…。

少し通り過ぎて振り返ってみる。そこにある風景は一般的に考えられている県道のそれではなく、どう見ても林道の風景。これが未舗装だったら最高なんだが…(と、良からぬことを考えるヤツ)。急角度の法面、岩がむき出しの斜面、そこを吹付けコンクリートでガッチリ補強している。表面の苔の明るい緑が目に明るい。こりゃ力業の補強だなぁ…
次の花は…唐揚げやチキン南蛮の衣とか
とろみをつけるのに必要な粉。
その昔は、草花から採取されていた
食品に使う白い粉が採取できる植物だ!
