新潟県一般県道207号
大栗田村上線
第10部「美しき幽玄郷」
2025年8月31日 探索 2026年1月27日 公開
美しき幽玄郷

崩れる斜面を横目に見ながら先に進んでいくと、道はかなり標高を上げていることがわかる。右側には山の斜面が見えているが、ここは斜面に補強を施工されることなく、自然のままの斜面が見えている。それは背の低い草に覆われたままの自然のもので、非常にいい雰囲気だ。それに対して左側は、道自体が標高を上げているせいか、落ちると真っ逆さまの雰囲気だ。まさしく「落ちたら死ぬ!」だろう。私も路面の枯れ葉で滑って落ちないように、気をつけないといけない。正面には落石注意の標識。…ま、この道だと落石は隣合わせみたいなもんだわねぇ…。

18番カーブは「そば」。余談だが、私はうどんよりそばが好きだ。特に、そば粉の割合が多くて黒いそばが好み。言うなれば「十割そば」だろうか。新潟県で探索に赴いた際に、蕎麦屋さんがあれば赴くことにしているほど蕎麦が好きだったりするので、十日町、松之山、松代周辺の探索の際は大変だった。探索もするし蕎麦も食べるし…お腹が一杯になってしまって、探索どころではなくなってしまったことも…。
余談…私は作者紹介の通り福岡県久留米市出身だが、実父が山口県萩市の出身だったりする。このため、萩市に行くことも以前は結構あったのだが、その際に必ず立ち寄ったのが萩市内の「藤田屋」と言うお蕎麦屋さん。今でも盛業中でいらっしゃるようで嬉しく思う。藤田屋さんのそばは十割ではないが、「せいろそば」が非常に美味しくて、私は非常にお気に入りのそばだった。新潟に住んでる今は、さすがに山口県の萩市までなかなか行けないが、今後行く機会があればぜひ伺いたいと思う(なお、藤田屋さんの文字に貼られているリンクは、萩市観光協会のWEBに飛びます)。

見てくれ、この路面の湿り具合を!。断っておくが、この日は晴れ/時々曇りで、雨は一滴も降っていない。また、探索日の前日は晴れだったと思う。、目に痛いほどの緑の中に伸びる、黒いアスファルトのコントラストが美しい。気になるのは…左の門前川側の路肩が一部沈んでいるように見えることだろうか。路肩が崩れてしまうと大規模で、なおかつ路面がほとんど奪われてしまうので通行止めの期間も長引いてしまい、あまりよろしくないんだけどなぁ…。

ほらほらっ!。
やっぱり崩れてるやーん!。ガードロープの支柱は斜めになってるし、縞々パイロン立ってるしっ!。山側を見れば、「何としても止めるっ!!」と言う気迫十分の厳重なネット網掛け。その斜面を見上げると、どうも以前に崩れた跡のような形だったりする。ここは一度以前に崩れて復旧して、ガチガチにネットで覆ったのか。でもって路肩が崩れているところは、その少し手前。ここはもともと崩れやすいのか?。路面に落ちて積もる葉っぱも、いかにも滑る感じが満載だったりする。いやぁ…いい道だ!(←そうか?)。

19番カーブは「つつじ」。この花はピンクだが、我が家の庭にも「つつじ」があり、毎年春になると真っ赤な花を咲かせてくれ、目を楽しませてくれるので私の好きな花の一つだ。この看板の周辺に「つつじ」があるかと思って探してみたものの、この道の毎度のことながら、看板の近くに「つつじ」はない。また、この草花の看板は、おおよそカーブミラーに取り付けられているのが特徴だ。ま、これを標識柱に設置すると、なかなか問題が起きそうなので無理だろうが。

ここは多少登坂。しかも拝み勾配になっている。峠とはいかないまでも、一つの道の区切りにはなっているようだ。道幅は車1台分ちょっとしかない。実に狭くて、対向車が来たりすると涙目でバックしなきゃいけないこと請け合いだ。山側の斜面は吹付けコンクリートでガチガチに固められており、以前に何かあったのかと考えてしまう。
しかし、ここまでくると周辺の景色はまさしく幽玄郷で、山間の美しく素晴らしい景色が楽しめる道だ。ただ、道幅が狭いので車を停めるところがない。ここを楽しむなら、自転車が最適解かもしれないなぁ…と思いつつ、私は車を停めて撮影していた。そう、交通量がないんだ…。
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