桜の並木道
(一般国道7号 下大鳥地区旧道)
2018年5月6日 探索・2018年5月25日 公開
国道7号は村上市を過ぎて山辺里大橋を渡り、塩野町を過ぎると辺りが急に山深くなり、峠道の様相を呈してくるが、そのまま進んで蒲萄トンネルを過ぎて少し走ると、右側から清流が道に寄り添うように流れる。
この清流が勝木川(がつぎがわ)で、現道はやがて下大鳥と上大鳥の集落を通過する。
この区間の国道7号は昭和41年に現在のルートになっているが、以前はそばを流れる勝木川を正確にトレースするように走っていた。この旧道の両側は桜並木となっており、春には桜の花びらが舞う中を、多くの車が桜の枝を折らないように気を付けながら、ゆっくりと走っていたのかもしれない。
道が付け替えられる原因になったのが、もし沿道の桜を守るためだとしたら、素敵だと思う。
今もこの道は春になると桜の並木道として、多くの人々の心を癒し続けている。
春には桜の並木道になる、美しい旧道。
それは新潟県村上市下大鳥 一般国道7号 下大鳥地区旧道